駒大×夢民舎 新たな挑戦

 今回は駒大と安平町のチーズ加工会社(夢民舎)との共同で親子チーズ料理教室を実施致しました。町外の学生と町内の企業が共同で取組むというワクワクする機会となりました!!

!親子で楽しむチーズ料理教室!

 今回のイベントは東京の駒澤大学の学生と安平町の夢民舎が共同で開催をしたイベントで午前午後の二開催で約20名の親子が参加いたしました。料理教室では夢民舎がほぼ手作りで丹精込めて作った「カチョカバロチーズ」を使った料理を作りました。

チーズの試食の様子

 実際に作ってもらった料理は2品で、「チーズいももち」「餃子の皮ピザ」を作ってもらいました。料理の講師は大学生が担当しました。そのほかの学生や夢民舎のスタッフが周りを回りながらサポートしました。

 終始、子供たちは元気に楽しく取り組んでいて、夢民舎のスタッフの方々も自分たちの作ったチーズを美味しく食べている姿をみてWell-Bingを高まる機会となりました。

いももちのジャガイモをこねる様子
自分たちで作ったピザを実食

駒大生たちが作りたかったもの

 今回、駒大生たちがなぜ親子料理教室を実施したのか。そのあたりを紹介したいと思います。駒大生は今回「共創価値マーケティング」を通じて生産者(夢民舎)と消費者(地元親子)を繋げることでした。 生産者と消費者が双方に価値を共有することでより高い価値を生み出そうと目指すものでした。

㈱ビジネスコンサルタントより引用

 駒大生は駒沢大学経済学部吉田ゼミのゼミ生で「地域活性化」を専攻研究しています。研究の中ではこれまでの地域活性化は補助金や、企業誘致など外部からの開発をするパターンが多くありました。しかし、補助金の解除や、よりコストの下がる海外への企業進出など地域の継続発展が続かないケースが多くありました。これらが産業の空洞化を引き起こし、地域衰退に拍車をかけていると考えました。

地域住民による地域住民の為の発展

 上記記載したように、外部に頼る地域活性化には限界があると考えています。その為、小さくも地域が地域の為の発展に投資することが重要であると考え、まずは地域の商品が地域に愛される商品であることを目指しました。今回は地元の名産手作りチーズを作っている「夢民舎」と共同で地域商品を地元の方々により知っていただく機会として今回のプロジェクトに至りました。

 今後は駒大×夢民舎×α(地域の別組織)でさらに、地元の方々や近隣の方々に向けてのイベントを計画中です!! 続報をお楽しみに!!